市之瀬工務店

Instagramのアイコン

電話のアイコン

048-471-1476無料相談窓口 平日/土曜 9:00-17:00

子供部屋リフォームの事例と費用相場について

近年はリビングの使い方が多様化し、本格的な学習が始まるまでは「リビング学習」をする子供が増えました。一般的に子供部屋が必要になるのは小学校高学年ぐらいから、といわれています。思春期を迎える子供自身のプライベートを大切にする意味でも、子供部屋は用意してあげたいものです。しかし、部屋数の少ないマンションや小さな戸建て住宅では、子供部屋が確保できないこともあるでしょう。大がかりなリノベーション以外にも、リフォームで個室をつくる方法はあります。子供部屋が必要とされる期間は10年ほどですので、子供の年齢や成長に合わせてリフォームしましょう。子供が巣立つときに備えて、可変性のある間取りにしておくのがおすすめです。子供の人数が多い場合にも、一部屋を区切ってフレキシブルに使えるようなリフォームもあります。いくつかの事例をもとに、子供部屋のリフォーム・リノベーション方法、気になる費用相場について紹介していきます。

リフォームで子供部屋を分別する場合

子供が2人以上いる家庭では、一部屋を分別するリフォームも人気です。仕切る手段としてあげられるのは、パネルや引き戸といった可動式間仕切りの設置です。間仕切り代わりに家具を置くアイデアもあります。限られたスペースを最大限に活かしましょう。

間仕切りを設置する

子供部屋が狭い場合、間仕切り壁をつくることは難しくなります。防音性が高いメリットはありますが、ドアがもうひとつ必要になる、簡単に撤去できないなどのデメリットもあります。仕切りとしてパネルや引き戸を設置すると、お互いのプライバシーを守りつつも、たまに開放してオープンな空間にすることも可能です。上部を採光窓にすると、すっきりとして圧迫感も少なくなります。完全に隔てられるわけではないため、お互いの存在を感じられることもメリットです。フレーム枠が細い、スタイリッシュなデザインのガラス間仕切りも増えています。

家具・ロフトベッドを間仕切りにする

家具やロフトベッドも間仕切りとして活用できます。大型シェルフ・本棚などで仕切る例がありますが、これらは造作でつくることも可能です。本棚・机・収納が一体となった大きな家具を設計すれば、クローゼットとしての機能も果たします。少し広めの部屋であれば、ロフトベッドを2つ並べる方法も有効です。ただし、天井近くまで高さのあるものだと部屋が暗くなってしまうため、間接照明やスタンドライトで明るさを調整し、視力低下に注意しましょう。

リフォームで子供部屋を新設する場合

「子供部屋を用意していない」「部屋数が足りない」という家は、リノベーション・リフォームで子供部屋を新設することになります。使っていない和室やリビング横のスペースを活用して、子供部屋にリフォームするアイデアをご紹介します。

和室を子供部屋にする

あまり使っていない和室がある場合、子供部屋としてリフォームするのはおすすめです。畳や障子は手入れが必要になるため、子供部屋リフォームをきっかけに洋室に変更するケースは多く見られます。押入れをクローゼットに作り替えたり、壁紙や照明を洋室に合うデザインのものにしたりと、好みの空間をデザインしましょう。なお、フローリングに張り替える際は、畳の撤去後に下地を調整する必要があります。工期はかかりますが、フローリングへの張替えは掃除がしやすいため子供部屋に適しています。書斎やワークスペースへの転用もしやすいでしょう。

リビング横に子供部屋をつくる

リビングの隣にスペースを確保する際は、将来的な使い勝手やインテリアにもこだわってリフォームするのがポイントです。近年人気が高まっているのは、室内窓付きの壁をつくるリフォームです。すっきりとしてデザイン性が高いだけでなく、光や風を通すことも可能です。リビングにいる人の気配を感じながら、程よく区切られた風通しの良いプライベート空間が確保できます。子どもの様子を適度な距離感で見守れる点もメリットです。間仕切りパネルや引き戸などを設置するリフォームも、使い勝手の良さから人気があります。リビングとなじみのよいカラーを選び、使わないときには全開放して空間を広くできるのが魅力です。

事例から見る子供部屋リフォームのポイント

リフォームやリノベーションを満足いくものにするため、過去の事例からヒントを得ましょう。空間が限られている場合、収納やクロスには工夫が必要です。広くおしゃれに見せるコツや機能性を向上させる方法についてご紹介します。

機能性をアップさせる

空間を最大限に活用して「収納力」をアップさせるには、造作家具や壁面収納を取り付ける方法が有効です。マンションでは特に、構造上必要な柱や梁があるため、既製品の棚がぴったりと収まらないケースもあります。造作であれば好きなデザイン・サイズ・レイアウトにすることが可能です。収まりが良いため、見た目もすっきりとします。十分な収納を設けると片付ける習慣が身につくため、部屋の中が散らかることも少なくなるでしょう。子供部屋は傷に強く、防音性の高い床材を選ぶと失敗がありません。キャスター付きの椅子にも適しているのは「コルクタイル」です。吸音性・断熱性に優れ、自然素材ならではの温かみもあります。塗装の仕上げ方によって雰囲気も変わる、おすすめの床材です。一般的な合板フローリングなどと同程度の価格となっているため、選択肢のひとつとしてみてはいかがでしょうか。

おしゃれな空間にする

おしゃれな空間にする

おしゃれな子供部屋にするために重要視したいのは壁紙です。部屋の中で広い面積を占めるため、色やデザインによって印象が大きく変わります。勉強に集中できるよう、シンプルなカラーでまとめたり、アクセントクロスを取り入れたりするのがおすすめです。一面だけ違う色の壁紙を貼るアクセントクロスは、統一感のある空間におしゃれなアクセントを加えます。レンガ調・塗り壁調など、さまざまなデザインがあります。お絵描きができる黒板タイプの壁紙は、小さな頃は遊び場として、大きくなってからはポスターを貼る場所として、多彩な使い方ができます。失敗しない子ども部屋づくりで気をつけたいのが、クロスとフローリングの相性です。両方のバランスを意識してカラーやデザインを選ぶと、洗練されたおしゃれな空間になるでしょう。自然素材の良さが味わえる無垢のフローリングを取り入れる事例もあります。

マンションの子供部屋リフォームに関する注意点

マンションの子供部屋リフォームに関する注意点

マンションは子供部屋に限らず、どの箇所をリフォームするにあたっても注意が必要です。構造上の制限により取り壊せない壁などがあり、戸建てと比べるとリフォームの自由度は低くなります。リフォームの際、必ず覚えておいていただきたいのが「管理規約の確認」と「管理組合への申請」です。管理規約にはリフォームに関する決まりが記載されています。フローリングの遮音等級などについても規定があるため、基準を満たしたものを選ぶ必要があります。子供の足音や物が落下する音は、騒音問題に発展しかねません。しかし、制限がある中でも満足いくリノベーションをすることは十分可能です。遮音等級の高いフローリング・クッションフロアなどは、おしゃれなものが多数販売されるようになりました。また、工事可能な時間帯が指定されていることもあるため、確認した上でスケジュールを組みましょう。

子供部屋リフォームの費用相場

子供部屋リフォームの費用相場は、施工内容により大きく変わります。一部屋を分別する工事をする際には間仕切り設置のほかに、コンセントや照明の増設が必要になることもあります。しかし、部屋を新しくつくるよりも価格が抑えられるのはメリットです。15〜20万円を費用相場の目安としましょう。リビング横に子供部屋を新設する場合は、50万円〜が相場となります。建具や素材にこだわりがあれば、100万円を超えることもあります。リフォームやリノベーションでは補助金制度を活用したいところですが、子供部屋リフォームに特化したものは少ないといえます。自治体によっては子育て世帯をサポートするために、子供部屋の増築・間取り変更・内装改修などに補助金を設けていることもあります。住宅の省エネ化や耐震化を高めるような工事の一環として子供部屋をリフォームする場合は、国の補助金を活用できる可能性もあるでしょう。ただし、補助金制度は時代のニーズに合わせて新設されたり、廃止されたりします。補助金を使えるかどうかはタイミング次第ともいえます。子供部屋のリフォームを検討する際には、役所への問い合わせも必要となるでしょう。

子供部屋リフォーム以外の施工もご相談ください

子供部屋リフォーム以外の施工もご相談ください

市之瀬工務店ではリフォーム全般のご相談を承っております。子供部屋・書斎・寝室・和室・リビング(LDK)・ダイニング・キッチンなどの居室から、浴室・洗面所・トイレなどの水回り、屋根裏・廊下・玄関・土間・階段・バルコニー・ベランダまで幅広く施工可能です。窓やドアを交換する部分的な内装リフォーム、バリアフリーリフォームもおまかせください。屋根外壁塗装・増築・スケルトンリフォーム・耐震改修工事といった、規模の大きなリフォームも手がけております。マンション・戸建てに限らず、住宅は適切な時期のメンテナンスが重要です。さらに快適な暮らしを送るためにも、10年・20年といった区切りの時期にリフォームを検討しましょう。市之瀬工務店は心を込めた対応でお客様からのご要望にお応えします。ご相談だけでも結構ですので、リフォームを検討される際にはぜひお気軽にお問い合わせください。