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内装工事・リフォーム

新築時から10年、20年、30年と経つにつれて、内装にも汚れや傷みが蓄積されていきます。定期的なメンテナンスを施すことが、住宅を長く快適に暮らせる場所にするためのポイントです。近年は機能性の高い商品が多く登場しているため、リフォームすると見た目が美しいだけではなく、驚くほど快適性も向上します。メンテナンス時期や費用は、壁紙・フローリング・窓・玄関ドア・床暖房など施工箇所により異なりますが、傷みが目立つ場所があれば早めに対応した方が良いでしょう。この記事では内装リフォーム・リノベーションの概要をまとめ、種類や施工箇所ごとの事例、費用を解説しています。ぜひ、参考になさってください。

内装リフォームの種類

複数ある内装リフォームにおいて、壁紙・フローリング・窓・玄関ドア・床暖房は人気の施工箇所です。それぞれのリフォームについて、メリットや特徴、施工内容、リフォームを検討すべきタイミングなどを順番にご紹介します。

壁紙・クロスのリフォーム

壁紙やクロスは経年劣化により傷むことが多い箇所です。壁紙リフォームのタイミングは5〜10年だといわれていますが、日焼けによる変色をはじめ、汚れや破損がある場合はリフォームで新しい壁紙に交換することを検討されてはいかがでしょうか。壁紙はデザイン性や機能性が高いにもかかわらず、塗料のように塗り替えることがないため、手軽で施工費用を安くできることが特徴です。一般的なビニール素材以外にも、珪藻土・鉱石・木材・紙などから作られたものがあります。リビングなどの居室だけでなく、トイレ・洗面所なども人気の施工箇所です。水回り向けには、表面をフィルムや樹脂でコーティングした強度の高い商品が販売されており、汚れ防止機能や消臭・調湿効果もあるため、日々の掃除が楽になります。近年は一面だけ異なるデザインにするアクセントクロスも人気です。木目・石目・レンガ・タイル・コンクリート・塗り壁などを表現した壁紙を部分的に取り入れると、おしゃれで洗練された空間になります。天井やフローリングとのバランスを考えると、空間に統一感を持たせることができます。リビング・子供部屋・寝室など、各部屋で雰囲気を変えても良いでしょう。壁紙・クロスのリフォームは古い壁紙を剥がすことからスタートします。剥がした後は下地処理を行い、継ぎ目に気をつけながら慎重に新しい壁紙を貼り付けていきます。DIYでリフォームする事例も多くなっていますが、継ぎ目がずれたり、天井へ貼り付けることが困難だったりといった問題もあるようです。また、クロスは面積が大きくなると明るい色は鮮やかに、暗い色はより暗く見えます。思い描くイメージを実現させるため、壁紙選びの際は必ずショールームで大きなサンプルを見て、壁面に貼ったときのイメージを膨らませましょう。

フローリングのリフォーム

フローリングの寿命は10年〜20年といわれているため、普通に生活していても自然と劣化していきます。表面が剥がれている、床鳴りがするといった問題が見られたら、フローリングリフォームを検討しましょう。小さな傷が大きな剥がれにつながったり、水分が染み込んでしまったりと、寿命以外にも劣化の要因はさまざまですが、補修では対応できない範囲で傷んでいる場合には、新しいフローリングを張るのがおすすめです。剥がれたフローリングによりケガをしてしまう可能性もあるため、早めにリフォーム業者へ相談しましょう。既存の床がフローリングであれば、全面張り替えではなく上張りや重ね張りと呼ばれる工法を選べる場合もあります。解体撤去が不要なためコストを抑えられるとともに、工期も短縮できる工法ですが、床の状態が良くない場合には採用できません。張り替えは大掛かりではあるものの、既存の床を撤去することにより下地の状態をきちんと確認できるため、シロアリ被害や木材の腐食にも対応可能です。下地を調整することにより廊下との段差も生まれません。また、傷みが気にならなくても「部屋の雰囲気を変えたい」「和室を畳からフローリングにしたい」などの理由から、リフォームをする事例も多く見られます。和室を洋室にするリフォームは大変に思えますが、一週間ほどでリフォームできることがほとんどです。複合フローリングをはじめ、防音・遮音フローリング、無垢フローリング、クッションフロア、フロアタイルなど、床リフォームで選べる床材の種類はさまざまです。「傷がつきにくいものが良い」「コストはかかっても合板を使用しない一枚板のものにしたい」など、予算とご希望を照らし合わせながら商品を選ぶと良いでしょう。

窓のリフォーム

築20年、30年と経つにつれて窓やサッシも老朽化が目立つようになります。断熱性の低い昔の窓は冬に結露が発生しやすく、周辺の木材が内部まで傷んでいるケースも見られます。断熱性が低いということは、熱の出入りが多く、外気や日射による室内温度への影響が大きいということです。窓リフォームで断熱性を高めることにより、冷暖房効率を向上させて光熱費を抑えることができます。断熱性を高める方法としては、窓を丸ごと交換する以外にも、内窓をつけて二重窓にする方法もよく使われます。内窓リフォームは壁を壊す必要がないことで工期が短く、さらに防音・防犯・騒音軽減などの効果もあることから人気のあるリフォームです。和室向けには障子のようにデザインされた内窓もおすすめです。防犯面が不安な場合は内窓リフォームのほか、強化ガラスへの交換や雨戸・シャッターの設置などが選択肢として挙げられます。従来は窓リフォームといえば壁を取り壊す大がかりなものでしたが、近年は既存サッシの上に新しいサッシを取り付けて施工する「カバー工法」が広まり、たった一日で施工が完了することも多くなりました。ただし、窓を大きくする、あるいは窓をなくす、というリフォームを要望される場合は、やはり壁を取り壊す必要が生じます。壁を取り壊すため費用は高くなりますが、仕上がりは美しく満足度の高いリフォームになるため、リフォームで達成したい目的に合わせて最適な工法を選びましょう。「腰高窓を掃き出し窓にしたい」「天窓を新調したい」といったリフォームももちろん可能です。引手をつけて開けやすくしたり、指挟みストッパーをつけたりといった部分的なリフォームも人気があります。

玄関ドアのリフォーム

開け閉めがしづらくなった玄関ドア、外気の影響を受けて冬に冷え切ってしまう玄関ドアは、リフォームで交換するのがおすすめです。断熱性や通風性に優れた玄関ドアをリフォームで採用すると、玄関だけでなく家全体の快適性向上が見込めます。断熱性の高い玄関ドアは夏の日射や冬の冷気を遮断し、室内温度の変化を小さくできるため、冷暖房効率向上と光熱費削減につながります。窓が組み込まれたドア、大きなスリット入りのドア等を選べば、外の日差しが降り注ぐ明るい雰囲気の玄関にすることが可能です。また、近年の玄関ドアは防犯性にも注力した商品が多く、窓部分は人の侵入を阻む構造となっています。採風できる玄関ドアは窓部分に網戸が取り付けられ、カギをかけたままでも安心して換気ができます。また、専用工具を用いて解錠を図る「ピッキング」、力ずくで壊す「こじ破り」、ドリルなどで穴を開けてから金属棒で内側から解錠する「サムターン回し」などを阻止するための玄関ドアも多数登場しており、防犯性の大幅な改善がリフォームにより可能となりました。鍵穴が見えない構造にしたり、時間内に上下両方のカギを解錠しないと自動でロックがかかったりと、さまざまな技術で不審者の侵入を阻みます。窓リフォームと同様に、玄関ドアリフォームも既存のドア枠を残した状態で施工できる「カバー工法」が取り入れられるようになり、工事に要する期間が大幅に短縮されました。従来は解体作業を要することで5日ほどかかっていたのが、いまは1日で完了することも珍しくありません。カバー工法は一般的な開き戸だけでなく、引き戸でも採用できる工法です。

床暖房のリフォーム

床暖房は新築だけでなく、リフォームやリノベーションでも導入することができます。エアコンやストーブを使用したときの乾燥が気になる方、足元の冷えにお悩みの方は、リフォームで床暖房を後付けするのがおすすめです。床暖房は輻射熱を利用して、足元からじんわりと部屋を温めるため、過度に室内温度を上げることがありません。高齢者や小さな子どもがいる家庭でも、ストーブなどに比べて安全性も高いことから人気があります。床暖房はいくつか種類がありますが、リフォームで導入できるのは「電気式床暖房」と「温水式床暖房」です。使用する面積が小さい場合は電気式床暖房、広い場合は温水式床暖房にするのが一般的です。電気式床暖房だとランニングコストは高くなりますが、施工が簡単で「キッチンだけ温めたい」といったスポット暖房にも対応可能です。一方、温水式床暖房は電気やガスで温めたお湯を床下で循環させる仕組みをとり、長時間の利用にも適しています。なお、温水式の熱源に電気とガスのどちらを選ぶかにより、暖まるスピードや、給湯器の大きさ、初期費用やランニングコストに違いが生じます。床暖房は光熱費がかかるイメージもありますが、近年は省エネ技術を向上させ、空気の熱を利用できる温水式電気床暖房の「ヒートポンプ式」なども登場しています。床暖房リフォームの工法は「直張り」と「全面張り替え」があり、いまの床材を剥がす必要のある全面張り替えの方が日数を要します。一般的に直張りの工期は1〜2日、全面張り替えの工期は3〜4日が目安です。温水式の場合、配管工事や熱源設置をともなうため、電気式よりも工事に日数を要します。

内装リフォームの事例

内装リフォームの事例

失敗や後悔なく、リフォームを成功させるために、いろんな事例を参考にするのはおすすめです。ここでは内装リフォームについて、壁紙・フローリング・窓・玄関ドア・床暖房それぞれのリフォーム成功事例を取り上げていきます。

壁紙・クロスのリフォーム事例

壁紙リフォームで人気の洗面脱衣所をリフォームでおしゃれにした事例です。窓のないマンションの洗面所で少し暗い印象だったため、明るさを意識した白い石目調のクロスに張り替えることになりました。洗面所は空間が限られている分、デザイン性の高いクロスにも挑戦しやすい場所です。湿気対策として、水汚れに強く防カビ性能の高いクロスを選択し、清潔感も大きく向上しました。

フローリングのリフォーム事例

築40年以上が経ち、湿気による劣化が激しかったリビングの合板フローリングを調湿効果のある無垢フローリングに張り替えました。既存のフローリングを撤去した後、床下にはさらなる湿気対策として乾燥剤を敷き、冬の底冷えも防げるよう断熱材も入れています。フローリングリフォームにより、自然の風合いが美しく、温もりが感じられる空間となりました。

窓のリフォーム事例

マンションにて、内窓を取り付けて断熱効果を高めた窓リフォーム事例です。窓の近くは特に冷えが厳しく、結露も激しかったことから、断熱性に優れたタイプの内窓を施工しました。既存の窓を撤去する手間がないため、複数箇所取り付けたにもかかわらず、工事は数時間で完了です。なお、マンションはリフォームに制限があるため、管理組合に許可をとってからリフォームしています。

玄関ドアのリフォーム事例

重たくて開け閉めがしづらい引き戸を、リフォームで交換しました。和風の住宅に合うブラックの引き戸を選び、取っ手には掴みやすいバーハンドルを採用しています。荷物が多いときでもラクに開け閉めができるドアになりました。既存のドア枠を撤去しないカバー工法での施工だったため、工期はたった1日です。外壁補修の必要もなかったため、工事費用を抑えながら新築のような玄関に生まれ変わりました。

床暖房のリフォーム事例

電気カーペットを敷いていたリビングとキッチンを床暖房リフォームした事例です。ガス温水式床暖房を上張り工法でスムーズに施工しました。温水が流れるパイプのついたマットを敷設し、床暖房対応のフローリングを張った後に、廊下との段差を見切り材で調整しています。床暖房にはタイマー機能もあるため、冬の朝の冷え込みも緩和されて快適な空間にすることが可能です。

内装リフォームの費用相場

内装リフォームの費用相場

内装リフォームだけであれば、全面改装のように800万円・ 1,000万円と高額になるケースはあまりありませんが、100万円程度かかることはあります。見積りを確認するときの参考となるよう、各リフォームの一般的な価格を紹介します。

壁紙・クロスのリフォーム費用

壁紙リフォームの費用相場は、壁の面積とクロスのグレードで大きく変わります。スタンダードで安価な「量産品クロス」と1000番台クロスを指す「ハイグレードクロス」では、価格と機能に差があります。一般的に戸建てはマンションに比べて張替え面積が大きいため、費用も高額です。戸建ては45万円〜90万円程度、マンションは25万円〜52.5万円が目安です。「平米単価」と「メートル単価」の商品があるため、クロスの価格は1㎡あたりの単価で比較しましょう。

フローリングのリフォーム費用

フローリングの費用を左右するのは、面積・間取り・床材の種類・施工方法などです。6畳の部屋を複合フローリングにする場合、解体作業が発生しない上張り工法を選択すると15万円未満での施工も可能です。既存のフローリングや畳を撤去するリフォームは、20万円以上を目安にすると良いでしょう。費用を抑えたい方は、さまざまなメーカーの床材を比較するのがおすすめです。

窓のリフォーム費用

戸建ての場合、窓リフォームの中心価格帯は20〜30万円です。窓の大きさや枚数、グレードによって費用は変動します。浴室の窓もリフォーム需要が高い箇所ですが、数万円の事例もあれば20万円程度かかる事例もあります。既存の窓の仕様によって選択肢も変わってくるでしょう。なお、機能部品の取り付けなど部分的なリフォームであれば数万円で施工できるケースもあります。

玄関ドアのリフォーム費用

玄関ドアは、20〜50万円でリフォームする事例が多く見られます。ドア本体にどこまで性能を求めるのか、内装や収納、玄関まわりの外壁も一新するのかなどで、費用がいくらになるかは変わってきます。アルミ製のシンプルな片開ドアを交換するだけであれば、10万円台で施工可能です。断熱性・換気性・防犯性などに優れたドアは高額ではありますが、リフォームによる効果も大きいため人気が高まっています。

床暖房のリフォーム費用

1畳あたりのリフォーム費用相場は、電気式床暖房が6万円〜10万円、温水式が8万円〜12万円です。温水式の場合、給湯器もあわせて購入すると、追加で30〜80万円が必要になります。初期費用に大きな違いが見られますが、ランニングコストも考慮して選ぶのが重要です。なお、直貼りと全面張り替えでも費用は変動するため、リフォーム業者に相談して最適な工法を選びましょう。

内装工事・リフォームで使える補助金

内装工事・リフォームで使える補助金

地方自治体の中には、住宅リフォーム・リノベーションに対して独自に補助金・助成金を出すところもあります。地域による差はあるものの、補助が手厚い自治体では「天井・壁・床などの改修」「窓・扉など建具の改修・取り換え」なども支援します。内装リフォームを検討し始めた段階で、利用できる補助金制度がないかを市町村の窓口で問い合わせるのが確実です。要支援・要介護認定を受けた方がお住まいであれば、介護保険からも補助金を受け取れるケースがあります。対象となるのは、引き戸への変更・手すりの取り付け・段差解消など、バリアフリーのための工事です。なお、省エネ性や耐震性など、住宅性能を上げる工事の一環として内装リフォームを行う場合は、国の補助金・助成金制度を利用できるかもしれません。また、時代の変化に応じて補助金制度は創設されるため、タイミング次第では「先進的窓リノベ事業」のような新制度を利用できることもあります。補助金制度は最新のものを確認し、申請期間を必ず確認しておきましょう。

内装以外のリフォームも当社にご相談ください

内装以外のリフォームも当社にご相談ください

一戸建て・マンションに関わらず、市之瀬工務店は内装リフォーム以外にも、キッチン・洗面所・浴室・風呂・トイレなどの水回りリフォームも承っております。トイレに関しては、和式から洋式への変更ももちろん可能です。屋根の葺き替え・外壁塗装・階段リフォーム・ベランダリフォーム・エクステリアリフォームもぜひご相談ください。間仕切りを設置するリフォーム、間取り変更をともなう大掛かりなリノベーション、増築や改築、フルリフォーム、耐震リフォーム、バリアフリーリフォームにも対応しております。小さな修繕から大規模な改修まで、安心してお任せいただけるよう、市之瀬工務店はお客様のご要望をしっかりとヒアリングすることを大切にしております。設備・建材・建具などのリフォーム・リノベーションを通じて、長く快適に暮らせる理想の住まいづくりのお手伝いをさせていただきますので、見積もりのご依頼やご相談はぜひお気軽にお問い合わせください。

壁紙・クロス

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壁紙リフォームの事例・費用について。リフォーム時期・リフォーム壁紙の種類・施工の流れなど。トイレ・洗面所・リビングのおしゃれな壁紙リフォーム事例、DIYで張り替える際の注意点などを紹介。戸建て・マンション別に壁紙リフォーム費用も解説。

フローリング

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窓リフォームの種類・費用相場について。内窓・二重窓・断熱窓・防音窓など。窓をなくす、大きくする、小さくするリフォームについても解説。出窓・天窓・掃き出し窓のリフォーム事例、費用相場や補助金情報も紹介。

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