市之瀬工務店

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水回りリフォームの種類と費用相場について

新築から年数が経って、老朽化した水回りの使い勝手にお悩みの方は多いのではないでしょうか。「冬のお風呂が寒くてつらい」「もっとたくさん収納できたらいいのに」「トイレの汚れが取れなくなってしまった」など、お客様からはさまざまなお悩みをいただきます。水回りの設備には耐用年数もありますので、このようなタイミングで一度リフォームを検討されるのがおすすめです。最新の水回り設備は機能性が高いため、断熱性・清掃性などが向上し、日々の暮らしを快適にしてくれます。デザイン性にも優れており、まるで新築のような空間をつくることもできます。水回りリフォームの種類や工期、費用相場、補助金制度などについて説明していきますので、ぜひ参考になさってください。

水回りリフォームの種類と工期

一戸建てでも、マンションでも、水回りのリフォームというとキッチン・洗面所・トイレ・浴室の4か所を指しています。リフォームの規模は大小さまざまです。それぞれの場所でどんなリフォームができるのか分かりやすく解説していきます。

キッチンリフォーム

キッチン・台所のリフォーム・リノベーションには、部分的なものから間取り変更をともなう大がかりなものまで、多数の事例が見られます。場所を変更せずにシステムキッチンを取り替えるケースだと、工期は1週間ほどです。水栓・コンロ・換気扇・食洗機・シンクなどを交換する部分的なリフォームであれば、より短い日数での施工となります。大がかりな工事になると水道配管(給排水管)工事やフローリングの張替えも必要になるため、工期も長くなります。たとえば、「I型キッチンをアイランドキッチンにする」「壁付けのキッチンを対面式に変更する」といったケースでは、大幅な間取り変更をともないますので、工期は2〜4週間ほどかかるでしょう。リフォーム時には新築当初とはちがった家族構成になっていることも多いかと思います。最新のシステムキッチンはクリナップの「ラクエラ」、パナソニックの「ラクシーナ」など、スタンダードな価格帯のものでも、キャビネットの収納力やシンクの清掃性が向上しています。ライフスタイルに応じて使い勝手の良いものを選ばれると良いでしょう。

洗面所リフォーム

洗面所のリフォームというと洗面化粧台の交換を指すケースがほとんどです。場所を変更せずに新しいものに取り換えるだけであれば、工期は1日と大がかりになることはありません。水栓を交換するだけで済むようなケースもありますので、現地調査の際に配管が腐食していないかなど劣化状況を確認してもらい、最適なリフォームを提案してもらいましょう。洗面台の位置を変えたり、床や壁紙も同時に取り替えたりする工事だと、さらに追加費用がかかります。そのほか、ドアを開き戸から引き戸にする、収納棚を造作する、小さな手洗いを増設するなど、洗面所リフォームは多岐にわたります。いくつかのデザインの中から、洗面ボウルや水栓金具を選ぶこともできます。リフォームを検討される際には、ご予算とあわせてご要望をしっかりお伝えいただくと、その後のやりとりがスムーズです。当社でもご予算内で最適なご提案をさせていただきます。

トイレリフォーム

トイレのリフォームでは便器本体を交換される方が多くいらっしゃいます。より簡易なリフォームだと便座のみを交換するケースもあります。便座のみの交換だけでも普通便座からウォシュレット付きの温水洗浄便座、もしくは暖房便座にすることができます。この場合、工期はたった2時間ほどとスピーディーです。便器本体の交換は大きく2種類、「タンクレストイレ」と「タンク式トイレ」への交換に分かれます。タンクレストイレは手洗い場を別で設置しなければなりませんが、本体はスペースをとりません。パナソニックのアラウーノシリーズなどの人気も高まっています。タンク式トイレのひとつ、昔からある「組み合わせトイレ」はデザイン性では劣るかもしれませんが、故障したときにはパーツごとの修理ができます。トイレを選ぶ際にはそれぞれのメリットを比較されてはいかがでしょうか。なお、洋式トイレ本体と床・壁紙をまとめてリフォームする場合は1〜2日、和式から洋式に変更する大がかりな工事をする場合は下地補修なども行うため、数日が工期の目安です。

浴室リフォーム

お風呂リフォームではユニットバスに交換する事例が最も多く、同時にバリアフリー工事をするケースも見られます。一戸建てはもともと在来浴室であることが多いのですが、タイル張りの空間は床も冷たく、冬になるとヒートショックの危険もあります。そのほか、在来浴室を解体撤去して、新しいユニットバスにする工事には4〜8日かかります。旧型のユニットバスを新型に交換するケースでは2〜6日、ユニットバスにせず在来浴室を一新するケースでは3週間程度要します。床・壁・天井・浴槽などを部分的にリフォームできる事例もありますが、新しいユニットバスにした方が断熱性や清掃性、シャワーの節水性などが向上するのでおすすめです。TOTOの「サザナ」、リクシルの「アライズ」など、スタンダードな価格で人気のある商品をチェックしてみると参考にしやすいでしょう。「洗い場を広くしたい」「折れ戸ではなく引き戸にしたい」といったご要望もぜひお聞かせください。最近では浴室乾燥暖房機なども人気がありますので、ご要望に沿って便利なオプションについても紹介させていただきます。

水回りリフォームの施工事例

水回りリフォームの施工事例

一戸建てとマンションの水回りリフォームをご紹介します。マンションは戸建てに比べるとどうしても制約が多くなります。しかし、近年はマンションリフォーム向けの商品も増えてきたので、満足度の高いリフォームが可能になっています。ここでご紹介するのは一例ですが、ぜひ参考にしてみてください。

戸建ての水回りリフォーム

一戸建てはマンションに比べると自由度の高いリフォームができます。リフォーム・リノベーションや増改築によって、水回りのレイアウトを大きく変更することも可能です。そうは言っても、撤去出来ない柱や梁もありますので、業者にしっかりと確認してもらうようにしましょう。ここでは、キッチンのレイアウトを大幅に変更した例をご紹介します。リフォーム前のキッチンは壁と接していて、陽の当たらない暗い場所でした。そこで明るい空間に生まれ変わらせるために間仕切りを撤去して、リビングダイニングが一体となる対面式キッチンに変更するリフォームを行いました。もともとキッチンが設置されていたところにカップボードを造ることで収納力もアップしています。築年数が経った住宅でも、リフォームによって新築のような空間にすることができます。日頃の使い勝手にお悩みであれば、ぜひリフォームを検討されてはいかがでしょうか。

マンションの水回りリフォーム

マンションの水回りリフォームでは、排水管などの位置変更を禁止しているケースが多くあります。戸建てよりもずっと制限が多いイメージになるかと思いますが、最近はマンション向けのリフォーム商品も充実しているのでご安心ください。たとえば、マンションの浴室リフォームを行った事例では、施主様より「もう少し湯船を大きくできないか」といったご相談がありました。現地調査により細かく寸法を測ると、デッドスペースを解消することによってひとまわり大きな浴槽を入れられることが分かり、ご要望通りのリフォームを実現できました。すべての物件でできるわけではないのですが、リフォームを検討される際には可能かどうかぜひ相談してみてください。また、洗面化粧台なども昔に比べると、コンパクトながら機能性が充実して、収納性や清掃性が格段にアップした商品が多数あります。ショールームなどで実物を確認して、デザインにもこだわった商品選びができるでしょう。

水回りリフォームの費用相場

水回りリフォームの費用相場

水回りリフォームで最も気になるのが「どのくらいの金額でリフォームできるのか」という点です。キッチン・洗面脱衣所・トイレ・浴室のうち、ひとつだけリフォームを行うケースはもちろん、全体的に施工するケースについても価格相場をご紹介いたします。

キッチン・洗面所・トイレ・浴室リフォームそれぞれの費用

まずは、水回りリフォームを一か所だけ行う場合の価格相場をご紹介します。

リフォームの種類 価格相場
キッチン 50~200万円
浴室 50~100万円
洗面所 10~50万円
トイレ 10~50万円

商品本体のグレードが高いと、やはりリフォーム・リノベーション費用は高額になります。キッチンのレイアウトを変更する場合など、広範囲での配管工事や内装工事を伴うケースでは、200万円を超えることもあるでしょう。また、オプションをたくさん付けたり、デザインにこだわったりすれば、その分高くなります。最新のユニットバスは機能が充実し、スピーカー・ジェットバス・テレビなども付けられますし、浴槽には一般的なFRPという素材のほかにも人工・人造大理石やステンレスなどがあります。ご予算を決めてから、「この機能は絶対に欲しい」というものをリストアップされると良いでしょう。おすすめのオプションについて、当社からもアドバイスさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

水回りリフォームを格安にできるセットプランの費用

水回りリフォームでは、格安セットプランを用意しているリフォーム会社もあります。水回り設備の耐用年数は15〜20年と、同じようなタイミングで寿命を迎えることも多いので、まとめて安くリフォームを済ませたい方にはおすすめです。セットプランが向かないケースもありますので、ぜひ確認してみましょう。

水回りリフォーム4点セットの費用

4点セットとは、キッチン・洗面所・トイレ・浴室をまとめてリフォームする際に使えるセットプランのことです。価格相場は100〜200万円ほどで、ベーシック・スタンダード・プレミアムなど、グレードが設けられているケースも多く見られます。プレミアムプランの場合は200万円を超えるケースも出てくるでしょう。なお、セットプランでは「LIXIL4点パックで200万円」といったように、メーカーや商品が指定されていることがほとんどです。あくまで設備交換のプランなので、内装工事を同時に行う場合は別途費用がかかります。セットプランを利用せず別々にリフォームを行うと、人件費や養生費もその都度かかります。デザインにはこだわらなくてもいいから、できるだけ安く水回りリフォームをしたいという方におすすめです。

水回りリフォーム3点セットの費用

3点セットはキッチン・洗面所・トイレ・浴室のうち、いずれか3箇所をリフォームする場合に使えます。キッチン・浴室とあわせて、洗面所もしくはトイレを組み合わせるプランを用意していることが多いでしょう。もちろん、浴室・トイレ・洗面といったプランもあります。4点セットと同様に、メーカーや商品に指定がありますが、その分デザインに迷う必要はそんなにありません。メーカーがそろっていることで水回りに統一感が出るのもメリットです。予算を重視してリフォームしたいときにはライトプランを、セットプランにはない機能も入れたいときにはオプションを付けると良いでしょう。プラン内でどこまでの施工ができるのかを事前に確認しておくと安心です。

水回りリフォーム2点セットの費用

水回りリフォームには2点セットプランもあります。60〜140万円が費用相場で、内装パックが付いているものもあります。内装パックもトイレの壁紙とクッションフロアの施工のみ、と限定されているケースがありますので確認しておいた方が良いでしょう。2点セットの中には、キッチンはクリナップかリクシル、トイレはリクシルかTOTOのスタンダードクラスというように、複数のメーカーから選べることもあります。商品選びが大変そうだという方でも、機種があらかじめ指定されていると時間をかけずに選べるのではないでしょうか。逆に、「内装もおしゃれにしたい」「商品にこだわりたい」という考えをお持ちの方には、セットプランは向かないこともあります。市之瀬工務店ではセットプランのご用意はありませんが、メーカーを統一していただければ割引できるケースもございますので、デザインにこだわりのある方もぜひ一度ご相談ください。

水回りリフォームで使える補助金・助成金

水回りリフォームで使える補助金・助成金

水回りリフォームでは国や自治体からの補助金・減税制度を活用できるケースがあるので、リフォーム前に確認しておくと良いでしょう。住宅全体に劣化対策を施し、省エネ性や耐震性などを高める工事は「長期優良住宅化リフォーム」に該当するケースが多くあります。大がかりな工事の場合はぜひ制度を活用して、リフォーム費用に充てましょう。また、要介護者がお住まいの場合、浴室の段差を解消して手すりを取り付ける、ドアを引き戸に変えるなどのバリアフリー工事は、介護保険の「住宅改修費」の支給対象です。介護保険の対象とはならない工事でも、自治体によっては独自に給付を行っているケースがあります。補助金制度は時代に合わせてつくられたり、廃止されたりするものです。リフォーム前には役所の窓口に問い合わせて、最新の制度を確認するようにしましょう。また、工事の規模によっては外壁塗装、屋根塗装などでも利用できる「リフォームローン」の活用も検討されてはいかがでしょうか。

水回りリフォーム以外の施工もご相談ください

市之瀬工務店では洗面所・キッチン・浴室・トイレなどの水回り工事以外にも、お住まいに関するさまざまなご相談を承っております。建て替えや増改築、耐震改修、屋根外壁塗装、和室から洋室へのリフォームなどもおまかせください。しっかりと現地調査を行った上で、最適な工法と見積りをご提案させていただきます。アフターサービスも充実させていますので、施工後も安心してご相談いただけます。ぜひお気軽にお問い合わせください。